別冊花とゆめ 3月号 レビュー

レビューです。続きからどうぞ!
ばりばりのネタばれなので、自己責任で読んで下さいね。^^




船上は朝日の輝きで満たされていた。
マヤの阿古夜の演技が始まる。
速水は手摺にもたれ、マヤを見つめた。
スイッとマヤが動く。手摺へ、速水の側へ。フッと見上げるマヤ。
速水の魂へ届く笑顔。

「あの日……
 はじめて谷でおまえをみたとき」

マヤは速水に向って阿古夜の台詞を紡ぎ出す。

ーーこの台詞、覚えがある。

「まってくれ!」

「えっ?」

速水はマヤに言っていた。

「すまない
 もう一度演ってくれないか?」

繰り返すマヤ。

ーー覚えている……!
 あの夜、気を失ったときに聞いた。
 あの声だ……!

 では、あれは夢ではなかったのか!
 あの夜の事は!

 何故だ、信じられない。
 マヤがおれを……!?

マヤは速水を見つめ心の中で思う。

ーーあなたが好きです!

「そして……」

ーーいとしいおまえさま

マヤは手摺にかけられた速水の上着を手に取った。
ひしと抱きしめる。

「おまえさまに ふれているときは どんなにか幸せ……」

上着に頰を寄せ、顔を赤く染めるマヤ。
幸せな笑顔が浮かぶ。

速水は、信じられなかった。
目の前の出来事が。
マヤが抱きしめる上着。あたかも速水を抱きしめるがごとくである。

マヤは、自分を見つめる速水についと歩み寄った。

手を伸ばし、速水の頬にふれる。

「おまえさまはもうひとりのわたし……」

阿古夜の台詞が二人を満たす。
速水の魂に届く言霊。
速水の心を揺り動かし、決して、表にでてはいけない感情を燃え上がらせる。

ーーああ……! もう…… だめだ……!! 完敗だ……!!

「え……?」

速水はマヤを抱きしめていた。

「もういい……
 もう演らなくていい
 わかったから……」

朝焼けに誘われて甲板に人々がやってきた。
しかし、速水はマヤを離そうとしない。
二人にあてられて慌てて去って行く船客達。
感情の赴くままマヤを抱きしめた速水だったが気持ちが静まると、不器用な速水に戻っていた。
マヤを離し手摺に寄る。

「いままでと違う呼び方をしてもいいか?
 マヤ……」

「はい、速水さん!」

マヤは速水の呼びかけに頰を染める。

速水はマヤと海を眺めた。
伊豆半島が見える。

「マヤ、伊豆に別荘がある。……今度遊びに来るか?」

思わず口走った言葉に速水は口を塞ぐ。

「いやなら断っても……」

「……いいんですか? あたしなんかが行っても?」

「いいのか? おれひとりだぞ」

「あたしもひとりで行きます。速水さん」

言外に二人は気持ちを確かめていた。
しかし、無情な船は港へ進む。

桜小路はマヤを心配して港へ向う。
港では、鷹宮紫織もまた岸壁に佇んでいた。


感想
もう、シャチョーの理性が、ふき飛ばされてしまって、もうもう、いいわあああああああ!
また、マヤがしっかりと速水さんの気持ちを受け止めるんですよ。
泣いてしまいました~! (;_;)

今月号も買って損はありません。ぜひぜひ先生の描かれた二人を見てね!
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テーマ : ガラスの仮面
ジャンル : アニメ・コミック

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非公開コメント

No title

○○○○様

ホントに、パロ書くの難しいよね。
私は、今、ダイトランドの番外編書いてるから、あまり、本編に影響されないけど。

それに、紫のバラやアルバムの話が、まだ出て来ないのも気になるのよねえ~。
マヤの気持ちに気付きながら、紫のバラの人の正体を知っていたのかと、まだ、なってない。
それに、結局、改稿されるだろうしなあ~。^^

No title

いやぁ~、これは早く買いに行かなければなりませんね!
ここは絶対改稿してほしくないですね!!

ほんと・・・どうしてそこで、紫のバラの人の正体がばれているという
ところに行きつかないか・・・ここの矛盾をどう解決するか・・・
っていうので、改稿されるのかしら~

そんなのいやいや~!!

No title

こたん様

今月号、速水さんとマヤが互いに気持ちが通じあったのが、すっごい進歩ですよね。
ホントにここは改稿されてほしくないですねえ。
しかし、紫織さんと桜小路君が迎えに来るとは……。
あ~ん、来月まで待ちきれないです! ^^

No title

私も泣きました。あまりに長くこの瞬間を待っていたためだと思います。
自分の31年間の人生も、この瞬間に凝縮されて思い起こさせられるような気持ちになりました。
これから先、「紅天女」もすごく楽しみです。
もちろん、亜弓さんの演技も。
こんなマンガがあって幸せです。

No title

ウェンディ様
私も同感です。
こんな素晴らしい漫画があって、生きてて良かったと思います。
これから、ラストまで突っ走るんでしょうね。
両想いになって、命がけの恋をマヤはするんでしょう。
魂の片割れ、決して離れる事は出来ない。
これからも、目が離せません! ^^

No title

○○○様(英文字3文字)
レビュー読んでくれてありがとうございます。
ホントに至福でございます。
もう、今月号、読まれました?
ぜひ、雑誌もお読み下され!
もうもう、社長の表情が!
萌え死にそうですううう! (^O^)/
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卯月かりん

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ガラスの仮面にはまってしまい、ガラスの仮面の感想やレビューを書いています。良ければお目汚しにご覧くださいませ。

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