アイテムNo.2「電話」 1.「電話ボックス」2
電話ボックスの2回目です。
29巻38ページ
マヤは速水さんが見合いをした事を知って、苛立ちを覚えます。
マヤは自分がわかっていません。
速水真澄に惹かれている自分がわかっていません。
週刊誌に載った速水の記事(速水真澄に意中の人が出来、婚約するかもしれないという記事)に苛立ちを覚え速水さんに電話をします。
この時、マヤは電話ボックスから電話をします。
40ページマヤが電話ボックスにいる後ろ姿が印象的だと思います。
さて、マヤは速水さんに惹かれています。
でも、そんな自分を知りません。そう、知らないのです。自分自身がわかってないのです。その苛立ち。
電話ボックスに入ると、周りの音が遠くなります。
その中で、マヤは、電話機のダイヤル(この電話はダイヤル式です。決してプッシュボタンではありません)を回し、それが戻る音を聞いています。
速水さんに電話をし、そして、繋がるまでのわずかな時間。その沈黙を埋めるダイヤルの音。
マヤは速水さんへの電話をやめる事も出来ます。
でも、やめない。なんの話をしたらいいのか、必死に考えます。結局、月影先生の話と自分の出る芝居の話をしてしまいます。本当に聞きたい事は別の話なのに、聞けない。見合いをしたのか、結婚するのか、聞きたいけど聞けない。「どうかお幸せに!!」と叫んで電話をきります。
一方、速水さんはマヤからの電話を冷静に受け止めています。この時、速水さんはすでにマヤをあきらめ、鷹宮紫織と見合いをした後です。マヤからの電話に心を動かされる事はありません。
マヤの苛立ちと速水さんの冷静さ。そんな対比を感じました。
29巻38ページ
マヤは速水さんが見合いをした事を知って、苛立ちを覚えます。
マヤは自分がわかっていません。
速水真澄に惹かれている自分がわかっていません。
週刊誌に載った速水の記事(速水真澄に意中の人が出来、婚約するかもしれないという記事)に苛立ちを覚え速水さんに電話をします。
この時、マヤは電話ボックスから電話をします。
40ページマヤが電話ボックスにいる後ろ姿が印象的だと思います。
さて、マヤは速水さんに惹かれています。
でも、そんな自分を知りません。そう、知らないのです。自分自身がわかってないのです。その苛立ち。
電話ボックスに入ると、周りの音が遠くなります。
その中で、マヤは、電話機のダイヤル(この電話はダイヤル式です。決してプッシュボタンではありません)を回し、それが戻る音を聞いています。
速水さんに電話をし、そして、繋がるまでのわずかな時間。その沈黙を埋めるダイヤルの音。
マヤは速水さんへの電話をやめる事も出来ます。
でも、やめない。なんの話をしたらいいのか、必死に考えます。結局、月影先生の話と自分の出る芝居の話をしてしまいます。本当に聞きたい事は別の話なのに、聞けない。見合いをしたのか、結婚するのか、聞きたいけど聞けない。「どうかお幸せに!!」と叫んで電話をきります。
一方、速水さんはマヤからの電話を冷静に受け止めています。この時、速水さんはすでにマヤをあきらめ、鷹宮紫織と見合いをした後です。マヤからの電話に心を動かされる事はありません。
マヤの苛立ちと速水さんの冷静さ。そんな対比を感じました。
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