「ガラスの仮面」ヒットの要因

 「私の少女マンガ史」(小長井信昌著)という本の111ページあたりから「ガラスの仮面」について書いてある。
111ページラスト付近から112ページ冒頭、「(ガラスの仮面)が受ける要素はなんだろうか」という問いを投げかけ、分析している。
そして、著者は3つの要素を上げている。
1.スポコン
2.師弟物
3.成長小説ービルドゥングス・ロマン

私はこれに、

4.正体不明の人物物(こういう物語をなんというか知らない。知っている人がいたら教えてほしい。)

を付け加えたい。
「紫のバラの人」という正体がわからない人物を配した点が、「ガラスの仮面」が広く老若男女に受けるようになった要素の一つだと思う。
正体のわかっていない人物の正体がいつばれるか、読者ははらはらどきどきしながらストーリーを追っかけて行くのである。

切ない恋は誤解と行き違いによって成立する。
「紫のバラの人」は、正体不明の人物であり、マヤに慕われていながら、速水真澄としては嫌われる恋物語である。
その誤解と行き違いが切なさを盛り上げ、読者を作品世界に引き込むのである。
「正体不明の人物」を配した事が「ガラスの仮面」ヒットの要因の一つだと私は思う。


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テーマ : ガラスの仮面
ジャンル : アニメ・コミック

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魅力満載の速水真澄(^^♪

そうですよね♪
正体不明のムラバラの人が、実は大都芸能社長の
速水真澄さま ですもんねぇ♡^^♡ えへっ
部下には聖さん♡
同人・二次のツボを、しっかりおさえているところも
すごいと思います。 

No title

プリモ様
読者は速水さんが「紫のバラの人」ってわかってるけど、マヤはず〜〜〜〜っとわからなかったわけですもんね。
マヤが、「紫のバラの人」が速水さんだってわかった後、土手に寝転がってるシーン(34巻123ページ〜)、何度読んでも切ないです。
最も憎んでいた相手が、最も大切な人だったんですもんね〜。
「こんな残酷なこと…!」
っていうマヤの台詞がホントに切ないですよね〜。
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